【不調のサインを読み解く】~頭痛編①:危険な頭痛のサイン~

日々施術している中で肩こりに次いで、もしくはそれと同じくらい多い訴えが【頭痛】になります。
すでに頭痛が慢性化している方は何度か病院にかかったり、徒手的なケアを受けたりされていると思います。
ですが、
・初めて頭痛が出てきた
・今まで感じたことがない頭痛がする
・私の頭痛ってどこにいけばいいの?
と悩まれている方も一部いらっしゃると思うので、今回は頭痛に関する解説の導入ということでまずは危険な頭痛について触れていこうと思います。
はじめに:頭痛には大きく分けて「2つの種類」がある
頭痛と聞くと【片頭痛】【緊張型頭痛】という言葉はもしかしたらテレビやネットで見たことがあるかもしれません。
ですが、実際には頭痛の分類としては大きく二つあり、
・一次性頭痛
⇒明らかな基礎疾患のない慢性的な頭痛
・二次性頭痛
⇒頭頚部に原因疾患のある頭痛
といったように分けられます。
ただこの説明だといまいち伝わりにくいと思うので、それぞれ具体的に説明していきますね。
一次性頭痛
【慢性頭痛】と聞いてなんとなく察した方もいると思いますが、一般的に「頭痛持ちなんだよね…」というとこちらの頭痛のことを指します。
先ほどの単語として出しましたが、【片頭痛】【緊張型頭痛】もこちらの部類になります。
また、【群発性頭痛】もこちらの部類に入ることになります。
我々カイロプラクターをはじめとする徒手的なアプローチでケアしていくのに適用な範囲(例外もあり)となります。
二次性頭痛
一次性頭痛とは異なり、【急性頭痛】と呼ばれる頭痛になります。
物理的に頭にダメージを負ったり、血管等が何らかの原因で傷ついたりと明らかな原因が存在しています。
最悪の場合、命に係わるものもあるため早急に病院での受診、場合により手術が必要なケースもあります。
こちらの場合は徒手的なアプローチではどうすることもできません。
こちらの頭痛は危険な頭痛となります。
主な原因疾患としては、
- 脳血管障害:くも膜下出血、脳出血、脳梗塞、脳動脈解離
- 頭部外傷: 慢性硬膜下血腫、脳挫傷(頭を打った後)
- 感染症: 髄膜炎、脳炎
- その他: 脳腫瘍、側頭動脈炎(50歳以上)、緑内障
になりますが、どれもニュースなどで聞いたことが一度は聞いたことがあるかもしれません。
こんな場合は危険かも?
ざっくり頭痛を分けたところで、実際自分の頭痛がどちらに部類するのか、また即時病院にかかったほうがいいのか不明な方も多いと思います。
そこでこの場合は病院での検査が推奨される項目(レッドフラッグサイン)を以下に載せておきますので、頭痛で悩まれている方で「自分当てはまるかも…」と思う方はもみほぐしや整体などにかかる前に、まずは神経内科や脳神経外科での受診をお勧めします。
レッドフラッグサイン
- 突然、バットで殴られたような(雷に打たれたような)激しい頭痛
- これまでに経験したことのない「人生最悪」の頭痛
- いつも起こる頭痛とは、明らかに痛み方や場所が違う頭痛
- 日を追うごとに痛みが強くなったり、痛む回数が増えたりする頭痛
- 50歳を過ぎてから初めて起こった、原因に心当たりのない頭痛
- 手足のしびれや動かしにくさ、ろれつが回らない、モノが二重に見えるなどの症状を伴う頭痛
- がんの治療中や、病気などで免疫力が低下している時に起こる頭痛
- 意識がもうろうとする、会話のつじつまが合わないなど、普段と様子が違う時の頭痛
- 高熱を伴う頭痛や、首の後ろがガチガチに硬くなって「あごを胸につけられない」状態の頭痛
- トイレでいきんだ時、咳やくしゃみをした時、または姿勢を変えた時に痛みが強くなる頭痛
まずは迷ったら病院へ行くべき!
危険な兆候は一覧として書き出しましたが、おそらく明確にこれらに当てはまらない方もいると思います。
特に最初の3つである
- 突然、バットで殴られたような(雷に打たれたような)激しい頭痛
- これまでに経験したことのない「人生最悪」の頭痛
- いつも起こる頭痛とは、明らかに痛み方や場所が違う頭痛
については割と主観的な部分も含まれているため、一個人としては我慢できなかったり生活に支障が出るような場合は即座に病院での検査をすべきと考えていますが、自身でなかなか判断がつかない場合は#7119(子供の緊急相談は#8000)へ電話をかけることで専門家からアドバイスを受けることもできますのでこちらもおすすめです。
あくまで徒手的なアプローチは症状の度合いにもよりますが、特に頭痛についてはファーストチョイスにすべきではないと思います。
まとめ
今回は頭痛に関する解説の初回ということで危険な頭痛とそのサインについて紹介しました。
慢性的な頭痛についての解説は次回以降の内容で投稿していこうと思いますので、これを読んでいただいた方のお役に立てれば幸いです。
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